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PIMのセミナー体験レポート

参加したセミナーの概要

【セミナー名】

住宅コンサルタントだから話せる 入居者がつきやすい物件とは?! 

【概要】

住宅コンサルタント野中清志氏によるによる講演:

社員による講演:

【時間帯】土曜日13:30-15:30

【おすすめ度】★★★★☆

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セミナーの感想 特に興味深かった点など

住宅コンサルタント野中清志氏の話が面白い。

クレアスライフのときと同じく、PIMが呼んだ外部講師の話は面白い。今回は立地選定こそ、不動産投資の最重要ポイントとして、現在の東京が国家戦略の要として今後も発展&再開されることを説明して言いました。簡単ですがおおよそ以下のような内容です。

東京はアジアヘッドクオーター特区(国際戦略総合特区)として様々な羽田空港の国際化、電車やリニアモーターカーなどの交通網整備をはじめ、外資系企業の誘致やそのためのビル建設など様々な社会インフラがつぎつぎと整備されつつあるそうです。

このとにかく「東京が熱い!」というこの話を聞いていると、こちらまで何かワクワクしてきました。ワンルームマンションはいまや希少資源となりつつあるとして(これはどの会社のセミナーでも言います。)、その「希少性」に投資ししようという言葉が印象的でした。肌感覚として希少性に投資するというのはよくわかります。しかし「ワンルームマンション投資」と「希少性への投資」という言葉が同じ意味合いとしてつかわれることで、ワンルームマンション投資の価値をより実感することができました。

住宅コンサルタント野中清志氏ですが、以下のように様々な会社でも講演をしているようです。機会があればどこかで同じ内容を聞ける可能性もありそうです。

【ワンルームマンション投資セミナー 実施企業例】 

(株)トーシンパートナーズ 、(株)青山メインランド 、(株)クレアスライフ 、 (株)グローバル・リンク・マネジメント 、スカイコート(株)、 (株)ランディックアソシエイツ、 (株)明光トレーディング (株)アーバネットコーポレーション、Life & Style(株)、 (株)ANNEX NEO 、(株)FJネクスト (株)バンズ・インベスト・マネジメント、プロパティエージェント(株)、(株)JRD株式会社、 (株)シノケンハーモニー (株)ヴェリタスインベストメント、(株)東京日商エステム、(株)日商エステム、創企(株) 他多数 (引用元:講演依頼.com https://www.kouenirai.com/profile/4751)

正直言うと、はじめの5分くらいはあまりぱっとしなかったのですが、街の成長性について語りだしたあたりから話の内容に急に熱がこもり、私自身ぐんぐん内容に引き込まれました。東京すごい!東京かっこいい!東京都心立地しかない!そんな気持ちになりました。

うれしいお土産は住宅コンサルタント野中清志氏の書籍

東京はアジアヘッドクオーター特区(国際戦略総合特区)の話が非常に面白かったので、書籍にも興味持ったところ、それをお土産として配布するというPIMのすばらしい心遣いがありました。ただしこれは個別相談会に申し込まないともらえません。

野中清志氏の著書「意外と安心 ラクして儲ける ワンルームマンション投資法 サラリーマン・OLでもできる!主婦や退職後の方にもお勧め!低リスク安定利回りはウソじゃない」という長いタイトルの本です。野中氏が山積みされた金貨と札束の前で、札束片手に微笑んでいる、「ウソじゃない」のコピーの説得力がここまでない装丁も珍しい書籍です。書いてある内容は、表紙のような浮かれた話はなく、ワンルームマンションに特化し、かつ再開発の内容や資金計画などなどかなり手堅い硬派な内容で勉強になります。本屋さんでは見たことないと思うのですが、2005年から重版をつづけ2017年で第5版。10年以上も出版されているということはそれなりの名著なのではないでしょうか。

マンション経営の基本がわかる内容

社員講演による「マンション経営による資産形成法」は若干前半の野中さんの内容と被るものの、「不動産投資のメリット」「初心者が成功するマンション経営とは」「賃貸管理の重要ポイント」など不動産投資初心者向けのワンルームマンション投資の基本を押さえた内容でした。ただキャッシュフローや節税効果の話は本当に概要の概要といった感じでもしかすると物足りなさ、消化不良感が残る人もいるかもしれません。

営業さんの雰囲気がとても穏やかな印象です。

司会の女性をはじめ品がありました。講演開始前や休憩時間には、バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータがながれ、会場も木調で落ち着いた雰囲気でした。ビジネスセミナーでは無音もしくは、流れていても有線のクラシックを小音量で、もしくは当たり障りないモーツァルトが多そうですが、わりとドラマチックで、選り好みのわかれるバッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータを選曲しているのには演出的意図(会話のきっかけ?)があるのか、もしくは主催者のこだわりを感じました。

このセミナーの残念な点

住宅コンサルタント野中清志氏の話が面白かったので、後半の社員の内容が少し被っていて、かつあまり新規性がない内容だったのが少しもったいない気がしました。会社として「立地条件へのこだわり」を前面に押してそれをウリにしているのかもしれません。

それ自体とても共感が持てる内容なのですが、かといって、それがPIMの強みとして聞いている側が認知するには至らないように思いました。なので人は集めたから、個別相談会で営業さんがんばって!という感じなのでしょう。個別相談会では、それはもう、とても営業さんが頑張っていました。悪い人ではないです。ただ必死さがちょっと伝わってしまっていました。「今逃したら永遠に逃す事になる」というのを知っているような食らいつきようで、少し怖くなってしまいました。とはいえ、めちゃくちゃいい人です。会社の立場上、また仕事上仕方がないことなのだと思います。まだ小さい会社ですので、一つの出会いを大切にするというスタンスは好感触です。ただPIMのどこがよいのかは、いまいち明確になりませんでした。

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