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【セミナー名】
経済・不動産のプロから学ぶ本気のマンション経営セミナー
【概要】
社員による講演:
岸博幸氏による講演(日本の元経産官僚。慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授):
個別相談会
【時間帯】 日曜日10:00-12:00
【おすすめ度】★★★★☆
まずセミナーのタイトルを見てください。
これが面白くないはずがありません。受講人数は200名程度。現在すでにクレアスライフで投資を行っている人が半数以上を占めているようでした。
なので、どちらかというとこのセミナーは、新規顧客を獲得するためというより、自分たちの既存顧客に対するサービスとして行っている。そのためここまで大規模で予算をかけられているのだと思います。日本の経済状況について海外からの視点(社員の講演)、経済政策からの視点(岸博幸氏の講演)から分析していました。
そして最後には、これから大変な時代がやってくるので、自分の身は自分でまもるための資産運用についての知識を身につけましょうと締めくくっていました。とにかく面白いです。面白さで言うとこの5社レポートの中では一番、面白いです。
セミナーの内容が面白かったのでその内容も以下に紹介します。岸博幸氏の講演は再現性の低い公演なので、今後同じ内容は期待できません。ただセミナー内容の企画力があったということでご参考にしてください。
社員の講演「海外投資家も注目する東京の不動産 今後の不動産市況を業界デベロッパー目線で読み解く」
岸博幸氏講演「安倍政権の課題と経済予測」
社員による講演にて、以下のようなことを言ってました。シンガポールなどの海外では、資産運用についての教育を中学高校でするそうです。それは自国の社会保障が弱い分、自分の身は自分でまもるという意識が強いからだそうです。日本はその点、非常に遅れています。
ここまで経済が危うい、社会保障が危ういと数的根拠をもって示されても、どこか楽観的なままでいます。「日本の経済破たんは目に見えている。国はあてにならない」と思っている人は、おそらく日本のほとんどの方々がそう思っているでしょう。しかし、今日の晩御飯が食べられなくなるというような身近な危機感とはほど遠く、わかっていても動き出せない人がほとんどです。
そして後半の岸博幸氏講演では以下のように訴えます。日本経済が上向きのオリンピックに向けた今こそ、投資についてのリテラシーを学ぶための絶好の機会であることを認識し、うごきだしてみませんか?そうかもしれません。確かにいまこそ投資リテラシーを上げる絶好のチャンス。そしてこれは日本経済における最後のチャンスなのかもしれません。
明るい雰囲気で気持ち良かったです。ただ会場が大きく大人数の対応に追われていたせいか、声がかけずらい雰囲気。かけてもそれほど丁寧な印象ではなかったです。(もちろん丁寧は丁寧です。)200人もの大勢の人を目の前にして、一人一人に懇切丁寧な案内をすることはもちろん不可能であり、またこれら大勢の中には特に重要な顧客も交じっているはずです。資産家風でもない普通のサラリーマンから声をかけられて、それに対して、本日あった一番大切の人であるかのような対応は期待する方が間違っているのは重々承知です。しかし、他の会社では少人数ということもあり、その辺りの対応がよかっただけに、クレアスライフのこの対応は少し残念でした。でも個々の営業さんの雰囲気は活気があり、他社に劣らずとてもいい感じでした。
面白い話を聞けたので、それで満足といった感じで、クレアスライフにお願いする理由は特にないと思ってしまった点。また別に請求していた資料請求の資料が非常に残念でした。
本来、小冊子であるべきものが、B4サイズのカラーコピーの右端をホチキスで止めたものが入っており、両面印刷の表と裏で逆さに印刷してあり、非常に読みにくかったのです。(読みやすいように配慮したのかもしれませんが、私は逆に読みにくかったです。)おそらくたまたま在庫を切らしており、仕方なかったのかもしれません。しかし、どこか粗雑に扱われた感じがしたのは確かです。
ということでセミナーでの顧客対応にしても、この資料一つにしても、若干粗が目立つ印象です。マーケティングにおける企画自体は大変素晴らしく優秀なブレーンがいるように思います。一方で1人1人の顧客を本当に大切にする会社なのか?という点で不安感を抱かせてしまったことが残念です。セミナーは今後も面白そうなものがあれば参加させていただくと思います。しかしながら現時点では相談したいパートナーというほどではないかもしれません。