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1人で勉強をして不動産投資を行う場合、失敗しがちです。それはなぜなのか、理由を調べました。
不動産投資を始めたばかりの初心者が失敗する理由の一つに、「不動産投資を独学で勉強して1人で始めている」ことが挙げられます。不動産投資セミナー参加や不動産関連の書籍、毎日の不動産投資についての勉強など、十分に知識を蓄えたうえで始めるため、一見すると不動産投資を成功させることができそうですが、実は失敗しがちな行動でもあります。
不動産投資において何でも1人でやろうとする“独学タイプ”の方は、失敗しやすいと言います。書籍を読んだりセミナーに通ったりするのは積極性がありますが、それを実際に行動に移せないことがあります。このような人を“ノウハウコレクター”と呼び、学びはできてもなかなか物件を購入できないのです。不動産投資において最大の目的は「お金を増やすこと」なので、今までの学びにお金と時間を費やしているノウハウコレクターは、不動産投資では失敗だと言えます。
また、独学で何でも1人でやってしまおうと言う方は、今まで詰めこんだ不動産投資の知識が正しいのか、自分に合っているのかいないのか分からないまま不動産投資をおこなってしまいがちです。このような場合、変な物件を購入してしまって、損をしてしまうことが多いのです。
何でも1人でやろうとすると間違った考え方になったり、勉強するモチベーションが保てなかったりすることもあります。自分1人で物件の購入を決断するのは難しいものです。1人でしっかり学ぶ姿勢は大切ですが、不動産投資を成功させるには仲間と一緒に学びながら実践することも大切です。
個人だけで物件を取引することはできますが、不動産投資会社を仲介することには意義があり、ベテランの投資家の多くも不動産投資会社をパートナーにしています。
これは売主と買主の間に不動産投資会社を入れることで相対取引を避けると、取引がスムーズに進むのです。例えば価格交渉では買主は値引きしてとは言いにくいし売主も値引きは受けたくないとは言いにくいものです。相対での交渉は感情的にもなりやすく、話がこじれやすくなります。不動産投資会社に仲介してもらうことで冷静な判断とスムーズな取引ができるので支払う手数料はあるもののそれ以上のメリットが受けられます。
信頼できる不動産投資会社をパートナーとして選べば、1人で勉強したことが無駄にならず成功へと導いてくれます。不動産投資会社によっては色々な情報をこまめに教えてくれたり投資家同士の情報交換会を設けてくれたりするところもあるので、そのような会社を選んでみましょう。